"亜武巣山荘とカエデの大木"
旧軽井沢別荘地の一角に、著名な建築家W.M.ヴォーリズが100年ほど前に建てた質素な山荘があります。 元の所有者はカナダ人女性宣教師のミス・アームストロング。彼女は東京や富山で教鞭を執り、我が国の教育に大きな貢献を残しました。後年、日本に帰化し亜武巣マーガレットを名乗ったことから、この山荘は「亜武巣山荘」と名付けられています。 その亜武巣山荘に寄り添うようにして、樹齢約100年になるカエデの大木があります。遠く故郷を離れて日本で暮らしたミス・アームストロングは、このカエデの木を眺めながら、懐かしいカナダの日々を思い起こしていたことでしょう。 カナダの家庭には、庭先のカエデから樹液を採って煮詰め、自家製のメープルシロップを作る伝統があります。 ミス・アームストロングもこの木から採れた樹液でメープルシロップを作っていたかも知れません。
"100年の時を越えて紡がれる絆"
この度、軽井沢メープルプロジェクトは、現在の山荘所有者よりこのカエデから樹液を採取する許可を頂きました。 採取された樹液はカナダの提携工場に送られ、軽井沢メープルシロップの原料になります。この樹液は全ての製品ロットに使用されるように、手作業で配分されます。 そして、軽井沢メープルシロップの収益の一部は、亜武巣山荘の維持管理に活用されます。 100年の時を越えて紡がれる軽井沢とカナダの絆、亜武巣山荘のカエデ樹液入りの『軽井沢メープルシロップ』をぜひご賞味ください。(2016年6月より提供予定)
お問い合わせ:info@freebird.karuizawa.com
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