今から130年ほど前に軽井沢を訪れたカナダ人宣教師 A.C.ショー氏は、故郷に似た気候を持つ軽井沢を愛し、別荘を建て、そこからリゾート軽井沢が生まれました。 このカナダに似た気候の軽井沢にはカエデ科の樹木が多く自生しており、カナダの「サトウカエデ」同様に良質の樹液が採れることが判りました。 そこで、カナダ・ウィスラーとの姉妹都市交流事業として、2008年よりカナダの名産品メープルシロップを軽井沢産の樹液を使って製造する活動がスタートし、「軽井沢メープルプロジェクト」と名付けられました。
毎年、雪溶けの季節に軽井沢に生育するカエデの木から樹液を採取して、軽井沢のジャム工場でまる1日かけてじっくりと煮詰めます。このシロップをカナダの提携工場に送って、カナダ産のカエデ樹液とブレンドして『軽井沢メープルシロップ』 が作られます。 カナダの工場では、軽井沢産のカエデ樹液を使用した証明書を製造の度に発行し、品質を保証しています。また、ブルーベリー果実や白樺の樹液を加えた、軽井沢のイメージに合わせたオリジナル製品も開発いたしました。 完成した『軽井沢メープルシロップ』 は再び軽井沢に届けられ、町内のショップやイベントで販売されます。
現在は軽井沢産樹液の収穫量が少なく、製造は数量限定となっていますが、休耕農地等への植樹を進め、『軽井沢メープルシロップ』を軽井沢の新しい名産品として育てていきたいと思っています。 ※ 軽井沢メープル・プロジェクトでは、樹液を採取させて頂ける町内のカエデ、モミジの木を募集しています。 採取時期は1〜3月頃で、採取量に応じたメープルシロップをご提供させて頂きます。 樹液を採取しても樹木自体には何ら影響はありません。当プロジェクトでも責任を持って保守いたします。 ご協力頂ける皆様からのご一報をお待ちしています。 info@freebird.karuizawa.com
お問い合わせ:info@freebird.karuizawa.com
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